グランドマスターのシリンダーはネジ止めでなく、機械でカシメてあるために、分解ができません。
このため、強いスプリングに替えたり、トラストベアリングを組み込もうとすると、ケイホビーさんのシルエット対策シリンダーという選択枝しかありませんでした(と私は考えていました)。
しかし、ある日の練習会の時、グランドマスター・ハリーさんからノーマルシリンダーの分解加工の方法をお聞きしました。ということで、このページは、その分解方法を私が実践してみた結果を報告するもので、決してお薦めしているのではありませんので、その点をくれぐれもお間違いなくお願いします。また、この失敗する可能性もありますので、予備のシリンダーを用意してからチャレンジした方がよろしいでしょう。失敗してシリンダーが使えなくなってからでは遅いですからね(^^;)
ではでは、解説です、
1.加工前
ごく普通のグランドマスター ノーマルシリンダーです。
2.穴位置決定
この位置に左右に2.5mmのドリルで穴を空けます。
穴をあけるまえに、やすりでX印を付けておくと、ドリルがズレにくいです。
3.穴空け完了
こんな感じです。
4.座刳り完了
つぎに、ネジに皿ネジを使う予定ですので、円錐形に加工します。
ここでは、6mmのドリルで軽く穴を広げました。5.ネジ穴加工前
2.5mmの穴に3mmのネジを入れるため、本来ならタップでネジを切るところなのですが、今回は3mmのネジを使い強引にネジ山を切りました。
6.ネジ止め完了
ネジを止めたところです。
このままだと、組み込んだ時に、ネジの頭が邪魔なので、やすりで削ります。7.切断完了
ネジの頭を削り、カシメている辺りをノコギリで切ります。ノコギリはピラニアという刃の薄いよく切れるノコギリを使用しました。
また、この時左右どちらかにピンがあるので、ここもうまく削るようにしましょう。
8.分離成功
うまく切れると、このように分離することができます。初めは硬いのでおもいっきり引かないと外れないかもしれません。破壊しないように注意して引っ張りましょう。
9.分解できました
このように、分解できました。
あとは、スプリングを替えるなどして、再度元通りに組み直しましょう。
10.完成
お疲れさまでした。
工具さえあれば、ここまで1時間くらいでできるのではないでしょうか。